4年目を迎えました
いつも当院に通院してくださってありがとうございます。
無事4年を迎えることができました。
あまりに毎日があっという間で、患者様に「先生4年経ちましたね、おめでとうございます!」と言ってもらって気づいたくらいでした。
おめでとうございます、という言葉がなんて嬉しいんでしょう。
さて、4年経つとはどんなことかというと…
患者様と同じ春を4回迎え、同じ夏を4回迎え、同じ秋を4回迎え、同じ冬を4回迎えたのです。
先日も「毎年春に具合が悪くなるんですよ、木の芽時が心配です」と不安をおっしゃる患者様とお話しながら、カルテをめくってめくって
2021年の春、2022年の春、2023年の春、2024年の春を一緒に復習(?)してみました。
そうすると、具合が悪かったのは2023年の春だけで、確かにこの年はかなり具合が悪かったのですが、あとの年はまあまあ、工夫しながら持ち直していることがわかりました。
2023年も7月ごろには、昔の友達がひょっこり訪ねてきて、いつの間にかうつっぽさがぬけていたことも思い出しました。
4年の歩みを振り返って「意外と大丈夫かもしれませんね」とほっとした顔で診察室を出ていかれました。
クリニックの歩みとともに患者様の歴史もカルテに残っていきます。
診察する私たちの心の中にも患者様一人一人の物語がかたちづくられて、毎日ここにいられる幸せを感じます。
こうやって無事4年を迎えられたことを感謝しています。
小さな小さなクリニックですが、スタッフ一同また心を合わせて精一杯精進していまいります。
皆様どうぞよろしくお願いします。
院長 興梠真紀