大阪の事件に思うこと
[2021.12.24]
12月17日に大阪の心療内科クリニックで起きた痛ましい事件に衝撃を受けています。
社会復帰のために通院されていた方々、支援に力を尽くされていた院長先生始めクリニックの方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
心療内科を運営する者として、通院中の患者様がこの事件で深く傷ついていることを感じて、やるせない思いでいっぱいです。
犯行に及んだ人の心の中にどのような孤独や恐れが去来していたのか、今となっては知るすべもないのですが、こういったことで心療内科への偏見や誤解が生まれないようにと願うばかりです。
日々の診療の中で、患者様がご自身の回復のために懸命に努力している姿を目の当たりにしています。心を乱されることはありますが、あゆみを止めずに進んでいきましょう。