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トラウマ治療

こんな症状があったらトラウマかもしれません

□眠れない/悪夢を繰り返し見る  □感情の激しいアップダウンがある

□いつも緊張して力が入っている  □感情や感覚が麻痺しているように感じる 

□現実感がなく映像のように感じられる 

□恐怖が強くて日常生活が送れない(外出できない,人に会えない)

□見えない枠がはまっているように感じる 

□自分は孤立して世界に一人だと感じる

 

当院はトラウマ治療の受けられる数少ないクリニックです。
トラウマ治療は繊細な情報を時間をかけて扱っていくので、診療にカウンセリング(自費)を併用します。

※当院ではトラウマ治療を行っておりますが、主に単回性のトラウマを治療対象としており、解離や自傷行為の著しい方、自殺念慮の強い方は、クリニックの構造上ご来院頂くことが難しいことがございます。大変心苦しいのですが場合によっては治療をお引き受けできない場合もございますのでご了承いただけますようお願いします。


 

目次                         
1.トラウマとは
2.症状
3.治療

4.Q&A

 ・トラウマはどのようなときに生じますか?

 ・トラウマとストレスはどうちがうのですか?

 ・どうしてトラウマ治療をした方がいいのですか?

 ・どのようなときにトラウマ治療をした方いいのでしょうか。

 ・トラウマ治療とはどのようなものなのでしょうか?

 ・東京はなクリニックではどのようなトラウマ治療ができますか?

 ・トラウマ治療を受けるとどのようになりますか?(coming soon)

 

1.トラウマとは

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)とは

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、危険に直面した後、その体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックのように思い出されたり、悪夢に見たりすることが続き、不安や緊張が高まったり、辛さのあまり現実感がなくなったりする状態です。PTSDは決して珍しいものではなく、精神医療においては「ありふれた」病気のひとつであると言えます。生死に関わるような体験をし、強い恐怖とそこから逃れることができないという無力感を体験した後、その記憶が長期にわたって恐怖とともによみがえる現象がPTSDです。

厚労省みんなのメンタルヘルス 総合サイトより

トラウマとは時に生きる気力や未来への希望を奪うほどの強烈な負の作用をもたらします。

トラウマは繰り返し過去から立ち上ってきて、強い恐怖や緊張、不安で、その人の自由に行動したり考えたりする力を絡め取り、周りの人とのつながりを遠ざける作用があるので、非常にやっかいです。

 

2.症状

災害や事故、犯罪被害などで強い恐怖を経験後、1ヶ月以上の長い期間にわたって、物音に過敏になってどきどきしたり、逆に、現実感が無くなって感情が麻痺したり、事件を思い出させるものに近寄れなくなるという症状がそろうと、PTSDという診断がつきます。

強烈な恐怖体験の後はPTSDだけではなく、うつ病・不安障害、外出恐怖など、様々な形で精神のバランスが崩れます。

 

3.治療

当院はトラウマ治療を行う数少ないクリニックです。

※当院ではトラウマ治療を行っておりますが、主に単回性のトラウマを治療対象としており、解離や自傷行為の著しい方、自殺念慮の強い方は、クリニックの構造上ご来院頂くことが難しいことがございます。大変心苦しいのですが場合によっては治療をお引き受けできない場合もございますのでご了承いただけますようお願いします。


PTSD治療は、薬物療法及び心理療法(自費診療)を組み合わせて行います。
自然の回復力を引き出すことと、苦しい症状を軽減することがPTSD治療の基本の考え方です。

薬物療法はSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)等の抗うつ薬を主に用います。
うつ病や不安症の症状を併発しているときには、薬物療法によってかなり楽になることがあります。

心理療法の代表的なものに、眼球運動脱感作療法(EMDR)持続エクスポージャー療法(PE)、認知処理療法(CPT)、ソマティックエクスペリエンス(SE)があります。

当院ではEMDR(*)とソマティックエクスペリエンス(SE)を受けることが出来ます。

何年間もPTSDで苦しまれた方が、治療を受けることで治る場合も少なくありません。
ご自分の心が弱いからだと思わずに、治療を受けられることをお勧めします。

 

4.Q&A

Q トラウマはどんなときに生じますか?

A トラウマはいつでも誰にでも生じる可能があります。

・ドメスティックバイオレンス〈言葉の暴力性〉
・親しい方との死別
・交通事故に遭う・交通事故を目撃する
・パワハラ・セクハラ・モラハラ(不均衡な人間関係)
・性的暴行の場合も

事故や自然災害のように平穏な日常に突然の一撃のように降りかかってくるものや、家庭や職場での継続的な人間関係から生じることもあります。

 

Q トラウマとストレスはどうちがうのですか?

A ストレスも負担の強い出来事に遭遇したときに感じる心の重荷ですが、過ぎ去ると少しずつ軽くなり、最後には何も残さずに消えていきます。

ところがトラウマはその出来事が過ぎ去って長い時間 ―時に何十年― が経過しても、心に深い爪痕を残し,長く心身から生きいる力を奪っていきます。

 

Q どうしてトラウマ治療をした方がいいのですか?

A トラウマの束縛から解放され、自分の人生を取り戻して生きられるようになるからです。
トラウマ治療で過去を過去にすることが可能になり、前へ進む勇気が得られます。

 

Q どのようなときにトラウマ治療をした方いいのでしょうか。

A 過去のトラウマが回り込むようにして行く手をはばむようになるとトラウマを扱う時です。

人はみな、大なり小なり何らかのものをかかえながら生きています。
トラウマにきゅっとフタをして、日常生活が過ごせるようであれば置いておいても問題ありません。

しかし、何かのきっかけでその閉めたはずのフタが開いてトラウマが立ち上ってくるときは、注意が必要です。きつくフタを閉めようとしても吹き出てくるようになり、―さらに強い力で閉めると、もっと強く噴出する-そういったことを繰り返していると消耗し日常生活にも悪影響が出てくるので、きちんと取り扱う必要があります。

 

Q トラウマ治療とはどのようなものなのでしょうか?

A 東京はなクリニックでは医師と国家資格を有したカウンセラーが連携して治療を行います。

回復を導くトラウマ治療技法にはいくつかあり、それぞれに特徴がありますが、根底に横たわる概念には共通した要素があります。いきなりトラウマに触れることはありませんのでご安心ください。

①準備 :人生の聞き取り、自身に備わっている回復力の探索とその強化、リラクゼーション技法の習得、

②トラウマ処理:トラウマそのものの治療、傷の回復

③クロージング:再び起こらないように予防・自分の未来イメージを作る(flourish)

 

どのような症状があるのか、これまでどのような人生を歩まれたのかをききとりながら、自身の持っている回復力や回復を支える考え方を探して、それを増幅して、安全な感覚を模造服させる丁寧に準備をした上でトラウマの処理を行います。

眠れない、不安、イライラなどの症状に対しては症状を和らげるために薬を用いることもあります。

 

Q 東京はなクリニックではどのようなトラウマ治療ができますか?

A 当院では下記のトラウマ技法を用いて治療を行います。
いずれも自費カウンセリングが必要になります。

EMDR

ソマティックエクスペリエンス

 

Q トラウマ治療を受けるとどのようになりますか?(coming soon)

 

 

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執筆・監修

こちらの記事は、下記の精神科医が執筆・監修しております。

 

興梠真紀(こうろ まき)

  • 役職:東京はなクリニック院長
  • 資格:精神保健指定医/日本精神神経学会認定専門医/日本医師会認定産業医/労働衛生コンサルタント
  • 学会:日本精神神経学会

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