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EMDR

EMDR:Eye Movement Desensitization and Reprocessing  

眼球運動による脱感作と再処理法

EMDRはPTSD治療の代表的な心理療法です。

当院では十分にトレーニングを積んだ経験のあるカウンセラーの治療を受けて頂くことができます。              

NHK「クローズアップ現代」や「ETV特集」などで、最前線のトラウマ治療として取り上げられたこともあり一般の方々の間でも関心の高い治療法です。

EMDRでは、つらい出来事を細かく話す必要がなく、他の療法に比べ短期間で改善が進むため、患者様の負担が比較的軽いという特徴があります。

 

カウンセリング推奨頻度:週1~月1回
実際にはカウンセリングの進み方によって異なるので目安です

 

EMDRのめざすのもの

-トラウマからの回復-

トラウマは過去のことであるにも関わらず立ちのぼってきて、現在の生活や未来を妨げることがあります。

EMDRでは、元々その方が持っている自己治癒力やポジティブな経験を引き出し、トラウマになっている記憶と再統合して「過去を過去に」することを目指します。

EMDRの前後でも、過去の事実は変わらず、辛い出来事の記憶が消えるわけではありませんが、治療を通じて記憶を消化できる形にすることで、恐ろしいものではなくなります。

本来の人生を取り戻す作業でもあります。

 

EMDRの実際

トラウマに関連して思い出される場面の記憶、身体感覚などに意識を向けながら、治療者のリズミカルな手の動きを目で追います。(眼球運動)この眼球運動を何セットも繰り返してその間に記憶の整理を進めていきます。

眼球運動以外、音やタッチなど他の両側性の刺激を使うこともあります。

 

 

 

EMDRの歴史と発展

EMDRは1989年にShapiroによって報告されたのが始まりで、心理療法の歴史の中では比較的新しい技法です。当時ベトナム退役軍人のアルコール/薬物依存や犯罪率の増加などが社会問題となっていたアメリカにおいて、PTSDの存在が知られ、その治療法として関心が高まったことを背景に急速に研究が進み、発展、普及してきました。

 

国際社会でのEMDRに対する評価

2013年にはWHO(世界保健機構)が「PTSDの患者の心理的負担が最も少ない治療法」としてEMDRを推奨しています。

現在では52か国でトレーニングが行われ、2000年には国際トラウマティック・ストレス学会はEMDRを有効なトラウマ治療法として認定しました。

他国に先立ち、1998年にアメリカ心理学会、2001年に英国保健省がEMDRの有効性を認め、2002年以降にはイスラエル、オランダ、北アイルランド、スエーデン、フランス、オーストラリアが順次続いている。アジアでは韓国で保険診療が認められています。

 

初診のご予約方法・診療の流れ


当院では、
心療内科・精神科
カウンセリング
ヘルスケア治療(美容・健康)
診療の3本柱としており、すべて完全予約制となっております。

ご予約がないとご来院いただいても長時間お待ちいただくか、
場合によっては、
大変心苦しいのですがお断りすることもございます。
再診の方も完全予約制となっております。

*カウンセリングをご希望の方もまず心療内科・精神科の受診が必要となります。
*ヘルスケア治療は精神科・心療内科への受診なく受けて頂けます。
 健康・美容の維持 増進のためにヘルスケア(注射、点滴、サプリメントなど)をご利用ください。

 


【1.初診ご予約方法】

①ウェブ予約または*お電話にてご予約ください

ウェブ問診票の入力(ご予約日の3日前~ご来院前までに入力)



①ウェブ予約、*電話予約

ウェブからご予約ください。

ウェブ予約はこちら


*電話予約について>
■心療内科・精神科の初診
近日中に空き枠がある場合や、急なキャンセルが生じた場合は、
ホームページ トップ画面を開くと表示されるポップアップ「【初診のご予約】空き状況についてのお知らせ」に随時掲載いたします。
掲載を見て初診のご予約をされる方はお電話でご連絡ください。

■ご不明な点がある方もお電話にてお問合せください。

03-5798-3458


②ウェブ問診票の入力

ご予約をお取りいただいた後に、ご自宅にてウェブ問診票の入力にご協力ください。
直近のご様子をお伺いしたいので、
ご予約日の3日前~ご来院前までに問診票のご入力をお願いいたします。

*ウェブ問診票から予約はお取りできません。
*ウェブ問診を入力された方は、受付で必ず「問診票入力済み」とお伝えください。

ウェブ問診票はこちら

   
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【2.受診対象年齢】

心療内科・精神科/カウンセリング

15歳以上の方

*中学生、高校生の受診は必ず本人の来院意志を確認してからのご予約をお願いいたします。
また、初診時は必ず保護者の方がご同伴ください。
高校を卒業された方、16歳以上の方で すでに就労しており保険証(本人)をお持ちの方
は、お一人で受診していただけます。

ヘルスケア治療(健康・美容)

20歳以上の方

 


【3.当院の治療について】

診療内容によって変わりますが、初めてのご来院の場合は、問診票の記入や血液検査、待ち時間等を含めて
おおよそ2時間くらいが目安と考えていただければ幸いです。
時間に余裕をもってお越しください。

■心療内科・精神科/カウンセリングについて

▶当院では治療の難しい方
当院は多くの機能を備えた医療機関ではありません。
患者さまの安全を最優先としていますので下記に該当される方は、適切な医療サービスを提供できる医療機関や入院病床のある精神科病院への受診をお勧めいたします。

・自傷・他害のおそれのある方
他者への暴言・暴力、大量服薬・リストカット等の自傷、自殺企図、警察の介入などがこれまでにあり、緊急の対応を必要とする可能性のある方。

・解離性障害
・パーソナリティ障害
・依存症(アルコール、薬物等)
・摂食障害
・過去1年以内に入院歴のある方
・入院中にフォロー先を探している方


*セカンドピニオン、離婚関係の書類作成、交通事故の後遺症認定等に関する診断書の作成は承っておりません。
*当院は生活保護法指定医療機関、労災保険指定医療機関ではございません。 

▶カウンセリングをご希望の方
当院のカウンセリングは完全予約制になっておりますので、初診当日のカウンセリングはお受けいただけません。
通常、患者様に適したカウンセラーをご案内するまで複数回の診察を受けていただいております。

・カウンセリングについてはこちらをご覧ください。

・原則として診察やカウンセリングを受ける際にはご本人様お一人でお願いしておりますが、ご本人の同意と医師の許可があれば、付き添いとして一緒にお部屋にお入りいただくことは可能です。


・ご家族やご夫婦一緒の診察やカウンセリングは承っておりません。

 

■ヘルスケア治療(健康・美容)について
心療内科への受診なくヘルスケア治療のみでも受けて頂けます。
健康・免疫・活力・美容等の維持 増進のためにヘルスケア(注射、点滴、サプリメントなど)をご利用ください。

心療内科診療の待ち時間やお連れ様の診察が終わるまでの待ち時間に治療をお受けいただくこともできます。
お気軽にスタッフにお声かけください。

保険適用のある疾患(慢性肝疾患による肝障害、更年期障害、乳汁分泌不全)でプラセンタ注射をする場合、
血液検査が必要になることがあり、その場合は血液検査費用がかかります。

2回目以降、診察なく、ヘルスケア治療のみをお受けになる方はあまり待ち時間なく治療をお受けいただけます。

 

【4.診療の流れ】

診療の流れ、料金 等の詳細はこちらをご覧ください。

■心療内科・精神科/カウンセリングはこちら

■ヘルスケア治療(健康の維持・増進)はこちら

■診療・カウンセリング担当表はこちら

■初診のご予約はこちら

 

 

執筆・監修

こちらの記事は、下記の精神科医が執筆・監修しております。

 

興梠真紀(こうろ まき)

  • 役職:東京はなクリニック院長
  • 資格:精神保健指定医/日本精神神経学会認定専門医/日本医師会認定産業医/労働衛生コンサルタント
  • 学会:日本精神神経学会

詳しいプロフィールはこちら »

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