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認知行動療法

ストレスに強い心をつくる

認知療法・認知行動療法は、ものの受け取り方や考え方(=「認知」)に働きかけて気持ちを楽にする心理療法の一つです。週1回から月1回ほどの定期的なカウンセリングを通して、ストレスに強いこころの状態をつくり、気持ちを楽にして過ごせるようしていきます。

様々な疾患に効果が実証されています

欧米ではうつ病や不安障害(パニック障害、社交不安障害、心的外傷後ストレス障害、強迫性障害など)、不眠症、摂食障害、統合失調症などの多くの精神疾患に効果があることが実証されており、日本でも広く使われるようになってきました。

認知の歪みに気づく

私たちは、自分が置かれている状況をいつも主観的に判断し続けています。

しかしこの判断は、強いストレスを受けている時やうつ状態に陥っている時など、特別な状況下では必ずしも適応的に行われるわけではありません。このことを「認知の歪み」と呼びます。

認知に歪みが生じると「自分は何をしてもダメだ」「状況は悪くなる一方だ」など過度に悲観的な考えばかりが浮かぶようになり、その結果、諦めや自分を責める気持ち、不安感が強まることでさらに状況が悪くなるような行動を起こしてしまいます。自分で自分を問題が解決できないこころの状態に追い込んでしまうのです。

 

たとえば、送ったメールになかなか返信が来ない時、通常の状態なら「忙しいのかな」「そのうち返事が来るだろう」といった程度にしか思わないことが多いでしょう。

しかし、認知が歪んでいると「こんなメールをしてしまって迷惑だっただろうか」「自分はこの人に嫌われている」「自分は誰にも相手にされないダメな存在だ」というように次々に極端な思考が浮かび、その結果、相手に攻撃的になったり自分を過度に責めて苦しくなったりしてしまいます。

 

また、何かひとつのことに心がとらわれて辛くなってしまうこともあるかもしれません。たとえば特定の状況や物を怖いと感じると、最初はその状況や物を避けるようになり、徐々に関連すると思われることを結びつけてしまうことで怖い状況が増え、日常生活への支障が徐々に大きくなっていきます。

現実的で柔軟な考え方を身につける

認知行動療法では、悲観的になりすぎず、かといって楽観的にもなりすぎず、地に足のついた現実的で柔軟な考え方を練習することで、いま起こっている問題に対処していけるように手助けします。

また、気持ちが大きく動揺したりつらくなったりした時に勝手に頭に浮かんでくる考え(「自動思考」)に目を向けて、その考えがどの程度現実と食い違っているかを客観的に検証し、思考のバランスをとっていきます。

こうした作業をカウンセリングの面接場面はもちろん、ホームワークも適宜用いて練習を繰り返すことにより、ストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。

 

初診のご予約方法・診療の流れ


当院では、
心療内科・精神科
カウンセリング
ヘルスケア治療(美容・健康)
診療の3本柱としており、すべて完全予約制となっております。

ご予約がないとご来院いただいても長時間お待ちいただくか、
場合によっては、
大変心苦しいのですがお断りすることもございます。
再診の方も完全予約制となっております。

*カウンセリングをご希望の方もまず心療内科・精神科の受診が必要となります。
*ヘルスケア治療は精神科・心療内科への受診なく受けて頂けます。
 健康・美容の維持 増進のためにヘルスケア(注射、点滴、サプリメントなど)をご利用ください。

 


【1.初診ご予約方法】

①ウェブ予約または*お電話にてご予約ください

ウェブ問診票の入力(ご予約日の3日前~ご来院前までに入力)



①ウェブ予約、*電話予約

ウェブからご予約ください。

ウェブ予約はこちら


*電話予約について>
■心療内科・精神科の初診
近日中に空き枠がある場合や、急なキャンセルが生じた場合は、
ホームページ トップ画面を開くと表示されるポップアップ「【初診のご予約】空き状況についてのお知らせ」に随時掲載いたします。
掲載を見て初診のご予約をされる方はお電話でご連絡ください。

■ご不明な点がある方もお電話にてお問合せください。

03-5798-3458


②ウェブ問診票の入力

ご予約をお取りいただいた後に、ご自宅にてウェブ問診票の入力にご協力ください。
直近のご様子をお伺いしたいので、
ご予約日の3日前~ご来院前までに問診票のご入力をお願いいたします。

*ウェブ問診票から予約はお取りできません。
*ウェブ問診を入力された方は、受付で必ず「問診票入力済み」とお伝えください。

ウェブ問診票はこちら

   
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【2.受診対象年齢】

心療内科・精神科/カウンセリング

15歳以上の方

*中学生、高校生の受診は必ず本人の来院意志を確認してからのご予約をお願いいたします。
また、初診時は必ず保護者の方がご同伴ください。
高校を卒業された方、16歳以上の方で すでに就労しており保険証(本人)をお持ちの方
は、お一人で受診していただけます。

ヘルスケア治療(健康・美容)

20歳以上の方

 


【3.当院の治療について】

診療内容によって変わりますが、初めてのご来院の場合は、問診票の記入や血液検査、待ち時間等を含めて
おおよそ2時間くらいが目安と考えていただければ幸いです。
時間に余裕をもってお越しください。

■心療内科・精神科/カウンセリングについて

▶当院では治療の難しい方
当院は多くの機能を備えた医療機関ではありません。
患者さまの安全を最優先としていますので下記に該当される方は、適切な医療サービスを提供できる医療機関や入院病床のある精神科病院への受診をお勧めいたします。

・自傷・他害のおそれのある方
他者への暴言・暴力、大量服薬・リストカット等の自傷、自殺企図、警察の介入などがこれまでにあり、緊急の対応を必要とする可能性のある方。

・解離性障害
・パーソナリティ障害
・依存症(アルコール、薬物等)
・摂食障害
・過去1年以内に入院歴のある方
・入院中にフォロー先を探している方


*セカンドピニオン、離婚関係の書類作成、交通事故の後遺症認定等に関する診断書の作成は承っておりません。
*当院は生活保護法指定医療機関、労災保険指定医療機関ではございません。 

▶カウンセリングをご希望の方
当院のカウンセリングは完全予約制になっておりますので、初診当日のカウンセリングはお受けいただけません。
通常、患者様に適したカウンセラーをご案内するまで複数回の診察を受けていただいております。

・カウンセリングについてはこちらをご覧ください。

・原則として診察やカウンセリングを受ける際にはご本人様お一人でお願いしておりますが、ご本人の同意と医師の許可があれば、付き添いとして一緒にお部屋にお入りいただくことは可能です。


・ご家族やご夫婦一緒の診察やカウンセリングは承っておりません。

 

■ヘルスケア治療(健康・美容)について
心療内科への受診なくヘルスケア治療のみでも受けて頂けます。
健康・免疫・活力・美容等の維持 増進のためにヘルスケア(注射、点滴、サプリメントなど)をご利用ください。

心療内科診療の待ち時間やお連れ様の診察が終わるまでの待ち時間に治療をお受けいただくこともできます。
お気軽にスタッフにお声かけください。

保険適用のある疾患(慢性肝疾患による肝障害、更年期障害、乳汁分泌不全)でプラセンタ注射をする場合、
血液検査が必要になることがあり、その場合は血液検査費用がかかります。

2回目以降、診察なく、ヘルスケア治療のみをお受けになる方はあまり待ち時間なく治療をお受けいただけます。

 

【4.診療の流れ】

診療の流れ、料金 等の詳細はこちらをご覧ください。

■心療内科・精神科/カウンセリングはこちら

■ヘルスケア治療(健康の維持・増進)はこちら

■診療・カウンセリング担当表はこちら

■初診のご予約はこちら

 

 

執筆・監修

こちらの記事は、下記の精神科医が執筆・監修しております。

 

興梠真紀(こうろ まき)

  • 役職:東京はなクリニック院長
  • 資格:精神保健指定医/日本精神神経学会認定専門医/日本医師会認定産業医/労働衛生コンサルタント
  • 学会:日本精神神経学会

詳しいプロフィールはこちら »

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