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更年期障害

こんなことはありませんか

☑40~50代の女性である ☑頭痛、肩こり、めまいがある ☑よく眠れない ☑のぼせ、汗

☑気持ちが落ち込む ☑疲れやすい、体がだるい

更年期障害とは

 更年期は女性の人生の重要なターニングポイントで、すべての女性が閉経前後に通る道です。

 この重要なターニングポイントを迎えた40代~50代の女性には、日常生活に支障をきたす多様な症状が出ることがあり、こういった多彩な症状を「更年期障害」と呼びます。症状は200〜300種類もあるといわれ、一人ひとり症状や重症度が異なり、個人差が大きいことが特徴です。

 どのような変化にも心と体はエネルギー必要とします。女の子から大人の女性へと成長するときもダイナミックな身体の変化に伴いストレスがかかっていたように、更年期はそれと同じくらいかそれ以上の大きなストレスがかかります。ホルモンバランスや加齢といった生物学的な変化だけではなく、この年代はご自分の一人のことではなく、閉じる役割、新しく引き受ける役割など家庭や社会での役割の変化等様々な心身の負担がかかります。

更年期障害の症状

 ホットフラッシュやのぼせが有名ですが、日本人女性にはそれほど目立たず、頭痛、肩こり、疲れやすさ、やる気のでなさ、など体の痛みや、不調、気分の落ち込みなどのメンタル不調が目立つこともあります。

 

・血管運動神経症状 

ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ)発汗。

体温調節のできない不快さで自信を失ったり、今までかかなかったところに汗をかくようになり、汗が匂うのではないかと、人との付き合いが億劫になる方もいらっしゃいます。

・精神症状

気分の落ち込み 涙がでてしまう 不安、情緒不安定など

・身体症状

頭痛、腰痛、関節痛、動悸 手足の冷え 肩こり 体のだるさ 外陰部の乾き 

外陰部の乾きについてはホルモン療法が効果的です。婦人科受診をお勧めします。

 

更年期障害に対してできること

 更年期は女性の人生の重要なターニングポイントの1つです。ホルモンバランスをはじめ、身体的にも社会的にも様々な変化があります。 

・体のケアとこころ

 40代~50代はそもそもストレスフルなステージを歩んでいることを知って不安になりすぎないこと、適度な運動をすること、バランスのよい食事をとること、十分な睡眠をとること、こういったことを心にとめて健康な体を保つようにすることで症状が軽くなります。

また、すべての女性がいずれ通るもの、と知るだけで楽になりますので、運動、食事、睡眠など体にいい環境を整えながら、ゆったり受けとめるようにしましょう。

 

・周りの方の理解も大切

 ご家族やパートナーなど周囲の方は、この大変なステージを歩んでいることを理解して温かく見守ってください。「つらい」ということに対して共感するだけでも、更年期のつらい症状をご自身の力で乗り越えることができるかもしれません。

更年期障害の治療

 更年期障害は症状が多彩なため、当院では生活習慣などを確認しながら、薬物療法とカウンセリング(自費)を組み合わせて治療を行うことをお勧めしています。

・薬物療法

当院の薬物療法は主に漢方薬、抗不安薬、抗うつ薬などを使用します。ホルモン薬の処方はございません。気持ちの落ち込み、不眠、倦怠感などの症状が心療内科の薬だけで改善することは珍しくありませんので、どうぞご相談ください。

・カウンセリング(自費)

 カウンセリングは薬だけでは改善に時間がかかる方や、ご自分を取り巻く環境を見つめ直したい方にお勧めしています。カウンセラーが、いま抱えていらっしゃる家族、仕事、生活、介護、お子様の受験、人間関係などのストレスをお伺いし、一緒に一つ一つをひもときながら、少しでも楽にすごせるようサポートします。

 

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