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不安から解放された松木さんのお話5(最終回)

[2025.04.14]

(注)当院の患者様から同意を得た方のお話です。治療の本質には影響がない程度で、個人情報が特定されないよう適宜設定を変更してあります

 

 

ー前回の続きからー

松木さんのお話から

「私気づいたことがあるんです。不安って自分で探しに行っているんですね。健康診断の結果がよかったのに、『でも』と自分で反論している自分に気づいたんです」

 

 

本当にその通りです。沸いてきた不安を自分で煽ってますます燃えさかるようにしていたのです。

 

松木さんの言葉を聞きながら、乱気流を抜けて、青い空をまっすぐひゅーんと飛ぶ飛行機が見えるように感じました。

 

この後も何度も不安に引き戻されるときがありましたが、ついに自分を励ましながら不安を扱えるようになったのです。

 

とても印象的な言葉をここに残しておきます。

 

「元気になりたい、って思うようになりました。まえはもう一生これ(不安)につきあうしかないって思ってたんです。」

 

もうくるくる飛ばされる小さな飛行機ではなくなりました。今は操縦席にしっかり座って、ハンドルを握っています。

不安がゼロになることはありませんが、不安がやってきたときにどうしたらいいか、迷わなくなりました。

 

ちゃんと人生の真ん中に立っています。

 

その後もごく少量の薬を続けながら通院を続けていらっしゃいますが、日々のできごとや新しいビジネスのアイデアを話してくれたり、ときに飼っているペットのほんわかするエピソードを聞かせてくれたり、再びパワフルな人生を歩んでいらっしゃることがよくわかります。

 

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執筆・監修

こちらの記事は、下記の精神科医が執筆・監修しております。

興梠真紀(こうろ まき)

  • 役職:東京はなクリニック院長
  • 資格:精神保健指定医/日本精神神経学会認定専門医/日本医師会認定産業医/労働衛生コンサルタント
  • 学会:日本精神神経学会

 

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