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うつ病

[2025.07.15]

こころの不調のサインを見逃さないで:うつ病を知る

うつ病は特別な人がかかる病気ではありません。真面目で責任感が強い方、繊細な方、そしてストレスの多い現代社会に生きる誰にでも関係のある身近な心の病気です。

「心の風邪」と表現されることもありますが、風邪のように数日で治るものではなく、放置すると重症化する可能性もあります。

うつ病は適切な治療によって改善する病気です。一人で抱え込まず、早めに専門家に相談することが回復への第一歩となります。

うつ病の主な症状

うつ病の症状は多岐にわたりますが、代表的なものとして以下のような症状が挙げられます。

精神症状: 気分が落ち込む、憂鬱な気分が続く、何をしても楽しくない、意欲がわかない、集中できない、イライラする、不安感が強い、自分を責める、死にたいと考える。

身体症状: 眠れない、食欲がない(または過食になる)、体がだるい、頭痛、肩こり、めまい、動悸、便秘や下痢など、身体の様々な不調。

これらの症状が2週間以上続く場合、うつ病の可能性を疑ってみる必要があります。特に、これまで当たり前にできていた家事や仕事、人との交流が困難になったり、好きなことへの興味を失ったりした場合は注意が必要です。

うつ病の原因

うつ病は、セロトニンやノルアドレナリンといった脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることによって発症すると考えられています。また、ストレスの多い環境(仕事、人間関係、家庭など)、遺伝的要因、性格傾向(完璧主義、几帳面など)、身体的な病気なども発症の引き金となることがあります。原因は一つだけでなく、複数の要因が絡み合って発症することも少なくありません。

治療と回復に向けて

うつ病の治療は、薬物療法と精神療法(カウンセリングなど)が中心となります。薬物療法では、症状に合わせて抗うつ薬などが処方され、脳内の神経伝達物質のバランスを整えます。精神療法では、ストレスへの対処法を学んだり、考え方の癖を見直したりすることで、心の回復を促します。

何よりも大切なのは、「大丈夫」と無理をせず、「おかしいな」と感じたら、一人で悩まずに心療内科や精神科を受診することです。当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧なカウンセリングと治療を行っています。女性医師や有資格のカウンセラーが、あなたの心に寄り添い、共に回復への道を歩んでいきます。

詳しくはこちら→抗うつ薬とは

 

周囲の方へ

もし、身近な人がうつ病かもしれないと感じたら、焦らず、温かく見守り、話を聞いてあげてください。「頑張れ」と励ますことは、かえってプレッシャーになることもあります。「休んでいいんだよ」「一人じゃないよ」というメッセージを伝えることが大切です。そして、医療機関への受診をそっと促してあげることも、大きなサポートとなります。

こころの不調は、挫折ではありません。あなたの人生を取り戻すために、ぜひご相談ください。

 

当院では、15歳以上の患者様のうつ病治療をおこなっております。診療は予約制となっております。

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執筆・監修

こちらの記事は、下記の精神科医が執筆・監修しております。

興梠真紀(こうろ まき)

  • 役職:東京はなクリニック院長
  • 資格:精神保健指定医/日本精神神経学会認定専門医/日本医師会認定産業医/労働衛生コンサルタント
  • 学会:日本精神神経学会
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