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「小さい粒だから」

[2021.11.13]

 

土曜日は午前中半日診療のためかどことなくクリニックにも緩やかな雰囲気が漂います。

 とある患者様が、しばらくご多忙だったとのことで、予約日からだいぶ日が経ってから来院されました。

「『小さい粒』だからいいかと思ってたんですけど、家族に最近変だよ、って言われて…やっぱり薬がいるんですね」 

お話をうかがうと2週間以上お薬がないまま過ごされ、具合が悪くなったそうなのですが、

「小さい粒」が薬のことだと気づいたら、おかしくて笑ってしまいました。

「じゃあ、『大きい粒』だったら慌てて来てくださったんですか?」とお聞きしたら患者様も大笑いしていました。

 

薬の中断で一旦病状が悪化してからでは、もとの状態に立て直すのに苦労することもあります。

この会話のあとはもちろん、「粒が大きくても小さくても」処方箋通り飲んでいただくお約束をしてお帰り頂きました。

土曜日の緩やかな診療のひとこまのお話でした。

 

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執筆・監修

こちらの記事は、下記の精神科医が執筆・監修しております。

興梠真紀(こうろ まき)

  • 役職:東京はなクリニック院長
  • 資格:精神保健指定医/日本精神神経学会認定専門医/日本医師会認定産業医/労働衛生コンサルタント
  • 学会:日本精神神経学会

 

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