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東京で躁うつ病(双極症)の診療を受ける前に知っておきたい病院選びのポイント

[2026.04.07]

 

躁うつ病(双極症)かもしれないと感じながらも、受診をためらっている人は少なくありません。

双極症に悩む人が東京で専門の病院を探すときに知っておきたい基本情報や、受診のタイミング、治療内容、通院を続ける工夫などをお伝えします。

ご自分に合った受診先を選ぶための参考にしてください。

 

 

1. 東京で双極症の治療ができる病院を探す前に知っておきたい基本知識

1.1 双極症とはどんな病気?東京都で治療を受ける前に知っておきたいポイント

 

双極症は躁うつ病、双極性障害ともいわれることがありますが、気分が高ぶる躁状態とうつ状態を繰り返すのが特徴です。

 

  • うつ状態
    気分の落ち込み、やる気の低下、睡眠や食欲の変化、自分をせめてしまう

  • 躁状態
    寝なくても平気、普段よりおしゃべり、アイデアが次々浮かぶ、浪費や過剰労働

 

気分の波は性格ではなく、脳の働きの変調です。
環境や体質など複数の要因が関係し、本人の努力不足ではありません。

 

1.2 双極症かなと思ったときに受診を急いだほうがよいサイン

双極症かもしれないと感じつつ、「もう少し様子を見よう」と先延ばしにしてしまうことはありませんか。次のようなサインがある場合は、早めに受診先を探しましょう。

 

  • 眠れない、またはほとんど寝ていないのに活動を続けている
  • 浪費、ギャンブル、投資などで普段より大きな金額を使ってしまう
  • 「自分は特別だ」「何でもできる」と思って無理な仕事や約束をする
  • 仕事や学業、家事が手につかず、明らかにパフォーマンスが落ちている
  • 死にたい、消えたいといった考えが頭から離れない
  • 家族や周囲から「最近様子がおかしい」と心配されている
  • 感情の波が激しく、対人トラブルが増えていると自覚している

 

まずは早めに専門家の診察を受けることを優先しましょう生活や仕事に支障が出ているときや希死念慮がある場合は、受診を急いでください。

 

1.3 東京で双極症に対応できる病院

東京で双極症に対応できる医療機関には、クリニックと総合病院・大学病院の精神科病院など多くの選択肢があります。まず、受診しやすいのは、心療内科・精神科のクリニックです。クリニックは小規模ですが土曜診療もするなど、継続的に通いやすいため、心の問題を相談する入り口としての役割があります。

 

総合病院や大学病院の精神科は、身体疾患との関連が疑われる場合やより専門的な検査や入院治療が必要となるときの選択肢になります。紹介状が必要なこともあるので、受診の前に確認しておきましょう。

 

実際の診療では、まず地域のクリニックを受診し、必要に応じて大きな病院や入院設備のある施設と連携することがほとんどです。

「一番初めに相談する場所」として心療内科・精神科クリニックを受診して、担当医師と一緒に今後の方針を考えていくのがいいでしょう。

 

2. 東京で双極症の受診先を選ぶ際に押さえるべき重要ポイント

2.1 東京の心療内科・精神科で双極症を診てもらうときのチェックポイント

東京の心療内科・精神科は数がたくさんあるので、いくつかのポイントを押さえておくと、ご自身に合ったクリニックをえらびやすくなります。

 

  • 双極症病(双極症)の診療に詳しいか
  • エビリファイLAI治療を導入しているかどうか
  • 通院しやすい場所・時間帯かどうか
  • 医師との相性や説明の分かりやすさ
  • カウンセリングや心理検査の有
  • 再診でのオンライン診療対応の有
  • 複数の医師が在籍しているかどうか
  • 同じ担当医が一貫して診療してくれるかどうか
  • 更年期障害や不眠などほかの悩みにも対応しているか

 

特に双極症は、うつ状態のときだけをみるとうつ病と似ているため、これまでのことを丁寧に聞く必要があります。診断から治療方針までを、時間をかけて一緒に考える医師・医療機関かどうかは、通院を続けるうえで重要なことです最初から完璧な受診先を探そうとしすぎず、気になるクリニックをいくつか比較しながら、ご自身が話しやすいクリニックを見つけていきましょう。

 

2.2 女性医師在籍やカウンセリング体制など双極症の治療で重視したい視点

双極症の治療は、薬を処方して終わりではなく、生活や人間関係、仕事との折り合いをつけていく長期的なプロセスになります。そのため、診療スタイルやサポート体制との相性が、治療満足度に大きく影響します。

 

たとえば、女性特有のライフイベントやホルモンバランスの影響が気になる人にとっては、女性医師が在籍している医療機関だと、相談しやすいかもしれません。

また、カウンセリングの選択肢があるかどうかも重要です。薬物療法に加えて、認知行動療法など心理的アプローチを取り入れることで、感情の波やストレスとの付き合い方を身につけていく助けになります。東京はなクリニックでは医師とカウンセラーが連携して治療を行い、手厚い治療体制を取っています

 

2.3 双極症治療とオンライン診療

 

  • オンライン診療のメリット
    通院の負担軽減、移動時間の節約、仕事や育児との両立がしやすい

  • 対面診療が必要な場合
    初診のとき、症状が揺れているとき、薬の調整時、表情や身体状態の評価などより詳細なコミュニケーションが必要な時。

 

オンライン診療は通院の補助として活用して、対面と組み合わせることが大切です。
主治医と相談し、体調や生活状況に応じたバランスを考えましょう。

 

3. 双極症の病院を受診するまでの流れ

3.1 病院に行くのが怖い

双極症かもしれないと感じても、実際に病院へ行くまでに大きな不安を抱える人は多いです。初めての受診はどなたも不安です。心配せずに受診してお話しください。

 

  • 「大げさだ」と思われてしまいそう、叱られるかも
  • 自分の症状を話すのが恥ずかしい
  • 本当に双極症だと診断されたらどうしよう
  • 薬漬けにされるかもしれない、性格が変わるかもしれない
  • 仕事や学業に支障が出る診断書を書かれたらどうしよう
  • 家族や職場に知られてしまうかもしれない
  • 病院選びを間違えたら治らないのではないかもしれない

 

 医療機関を受診する目的は、「いまの状態を一緒に整理し、どのような治療や支援がうけられるかを考えること」です。また医療機関では個人の秘密は固く守られます。いきなり重い診断を押しつけることはありませんのでご安心ください。疑問や不安があれば、そのまま医師に伝えてください。

 

3.2 初めての受診から診断・治療方針決定までの一般的なステップ

心療内科・精神科で双極症を疑って受診した場合、どのような流れで診断や治療方針が決まっていくのかご説明します。医療機関によって細かな違いはありますが、大まかな流れは次のようなステップです。

 

  • 予約とWEB問診の記入
     
  • 初回の診察で、現在の症状や生活状況、過去の出来事を話す
     
  • 必要に応じて、心理検査や血液検査などの追加検査を受ける
     
  • 仮の診断や考えられる病態の説明を受ける
     
  • 治療方針(薬物療法の有無、カウンセリングの利用など)のおおまかな決定
     
  • 数回の通院を通じて、症状の経過をみながら診断や治療内容を調整していく
     

双極症の診断は、1回の診察だけで確定するとは限りません。数カ月〜年単位の気分の波や行動の変化を踏まえながら、主治医と一緒に診断を整理していくプロセスが大切になります初診で全てが決まると思い込みすぎず、「まずは相談し、方向性のたたき台をつくる」くらいの気持ちで受診できると、少し気が楽になることもあります。

 

3.3 家族や職場への説明をどうするか悩んだとき

双極症の可能性があると分かっても、「家族や職場にどこまで話すべきか」「理解してもらえるのか」と悩む人が多くいます。ただ、お一人お一人によって状況は異なるので、正解はありません。

 

ご家族が先に症状に気づくことも珍しくありませんが、通院のサポートや生活面の協力が必要になることも多いため、少しずつ話していくのがいいでしょう。そう状態の時に感情の爆発が起きて関係が悪くなってしまうときは、主治医からご家族に説明をしてもらうこともできます。

 

職場に対しては、業務内容や人間関係、社内制度によって異なります。診断名まで伝えるかはデリケートな判断になります。「体調不良のため勤務時間や業務量の調整が必要」という程度にとどめる場合もあります。どこまで伝えるかを迷うときは、主治医や産業医、公認心理士などの医療スタッフに相談してください。

 

4. 双極症の治療を進めるうえで知っておきたいポイント

4.1 双極症の薬物療法のポイント

双極症の治療では、薬物療法による再発防止が非常に重要です。治療には複数の薬を組み合わせて使うことがあります。また、内服治療だけでなく注射薬もあります。薬物療法は、気分の波を安定させ、再発を防ぎながら生活を整えること本来の状態に近づけるためのサポートです。

双極症(双極性障害)の治療には、主に「気分安定薬」「第二世代抗精神病薬」の2つのカテゴリーの薬が使われます。

気分安定は気分のアップダウンの波を小さくします

炭酸リチウム(リーマス)、ラモトリギン(ラミクタール)、バルプロ酸ナトリウム(デパケン)などが代表的です。

第二世代抗精神病薬は、おもに躁状態を素早く落ち着かせるために使われます。

オランザピン、クエチアピン、アリピプラゾール、ルラシドンなどが代表的です。

副作用には、手の震え、口の渇き・多尿、 吐き気、下痢、眠気・ふらつきなどが出ることがあります。

飲むのがつらいときは迷わず担当医に相談してください。我慢してまで飲む必要はありませんよりご自身に合った薬を一緒に探していきます。

 

4.2 双極症の治療のなかのカウンセリングと心理検査

双極症の治療では、薬物療法に加えて、カウンセリングや心理検査が有用な時があります。カウンセリングでは、気分の波にどのようなきっかけやパターンがあるかを整理し、ストレスマネジメントスキルをつけていきます。カウンセリングでは専門的な助言を受けながら、自己理解を深め、「自分の取扱説明書」のようなものを作っていきます。

 

心理検査は、気分の状態や性格傾向、認知のパターンなどを、質問紙やテストを通じて客観的に把握します。診断や治療方針を決める参考資料として活用されます。また、自分自身の特徴を知ることで、仕事の進め方や人との距離感の取り方を見直すヒントになることもあります。

 

薬だけではカバーしきれない「考え方のパターン」「人間関係のパターン」などにアプローチできるのが、カウンセリングや心理検査の大きな意義です。担当医から勧めることもありますが、関心がある人は相談してください。

 

4.3 更年期障害や他の心の不調と双極症が重なるとき

 

双極症の症状は、更年期障害や不眠症、適応障害などと重なることがあります。

 

  • どこの科に相談するか
    気分の波で困っているときは 精神科・心療内科での相談をお勧めします。
    身体症状(ほてり・月経異常など)が主 な症状の場合は婦人科でも相談できます。

    実際には両方の要素が絡むことも多く、「自分の症状をトータルに見てくれる医師」を探すことが大切です

 

5. 双極症の通院を続けやすくするための工夫

5.1 双極症の治療は中長期的な通院が必要になることも多く、通いやすさも重要です。

  • 通院ルートの工夫
    自宅最寄り駅だけでなく、仕事・学校帰りに立ち寄れる駅や乗り換えしやすい駅を検討

  • 現実的なポイント
    雨や体調不良時でも通えるか、混雑や乗り換えのストレスは許容範囲か

  • 生活パターンに合わせる
    平日夜・土曜午前など、自分のスケジュールに合わせた通院計画を立てる

急な体調変化でもすぐに受診できる場所にあると安心して治療を続けやすくなります。

 

5.2 忙しい人が双極症の治療を中断しないための生活上の工夫

仕事や家事、育児などに追われていると、「時間がない」「今は忙しいから」と受診を先延ばしにしてしまいがちです。しかし、双極症の治療を中断すると、気分の波が大きくなり、結果的に休職や休学が必要になるなど、より大きな影響につながることもあります。忙しい人ほど、無理なく通院を続ける工夫が重要です。

 

  • 診察日を固定の曜日・時間帯にして、予定に組み込みやすくする
  • 重要な会議や締め切りと重ならない時間帯をあらかじめ選ぶ
  • 通院の前後に仕事や用事を詰め込みすぎないようにする
  • 体調が良い時期でも、通院間隔を急に空けすぎない
  • 主治医と相談しながら、必要に応じてオンライン診療も取り入れる

 

通院や服薬を「特別なこと」と考えすぎず、「歯磨きや着替えなど生活の一部に組み込む」と続けやすくなります自分一人で管理しきれないと感じるときは、スマートフォンのリマインダー機能を使う、家族にさりげなく協力を頼むなど、小さな工夫も役立ちます。

5.3  コミュニケーションを大切に

治療の場面においてもコミュニケーションは大切です。何も言わなくてわかってくれる、思っているといつの間にかずれてしまうかもしれません。

同じ双極症という診断名であっても、お一人ずつ症状や困っていると感じている部分は違います。「こんなことを聞いてもいいのだろうか」と感じる疑問ほど、治療上の大切なヒントになっている場合があります。

薬の気になる副作用についても、遠慮なくおはなしください

 

6. 東京で双極症の治療先を探すなら、東京はなクリニックでの相談にどうぞ

6.1 東京はなクリニックは恵比寿駅から徒歩1分で通いやすく、都内各所からのアクセスも便利です。

  • 診療の幅広さ
    不眠、うつ、適応障害、更年期障害、トラウマ、親子関係、双極症など幅広く対応しています。

 

  • 専門性の高い医師が複数在籍

 

 医師チームは臨床経験が豊かで患者様の相談から適切な診断や治療を行います。

  • 相談しやすさ
    ご自身の症状が双極症か、うつや適応障害か分からない場合でも気軽に相談できます。

  • 身体面のケアも併用可能
    サプリメントや健康増進点滴や身体症状のでやすい更年期障害にも対応しています

 

心と身体の両面からケアする体制を整えています。

 

6.2 女性精神科専門医がいるので安心して相談しやすい

東京はなクリニックには、複数名の女性精神科専門医が在籍しています。気分の波やホルモンバランス、子育ての悩みや更年期の変化など、女性にとって身近な悩みについて相談がしやすい環境が整っています。

 

女性精神科専門医が複数名在籍していますので、患者様もご自身に合った担当医を選べます。診断や薬物療法に加えて、生活背景や家族関係、仕事との両立などを丁寧に聞き取って患者様の希望も伺いながら治療方針を決めていきます。

双極症の治療は長い期間にわたることもあるので、信頼関係を築ける主治医と出会えるかどうかが、その後の治療経過に大きく関わります。東京はなクリニックの医師は患者様と信頼関係を築くことを大切に考えて治療を進めていきます。

 

6.3 オンライン診療やカウンセリングを組み合わせた通院

 

東京はなクリニックでは、オンライン診療(※)を行っていますので、柔軟に通院と組み合わせてて治療を受けられます。

 

  • 診療の流れ
    初診や症状変化期は対面診療をお勧めしますが、安定期はオンラインを併用し通院負担を軽減できます。
  • カウンセリングや心理検査
    双極症の方の生きづらさをひも解くために心理検査やカウンセリングで自己理解を深めることができます。
  • ご自分のペースで調整可能
    体調や生活状況に応じて柔軟に通院スタイルを選べます

(※)オンライン診療は通院2回目以降の方

多様な選択肢を用意していますのでご自身に合った治療ができる体制を整えています。

 

 

7. 双極症で不安を感じたら東京で一人で悩まず専門医に相談してみよう

双極症かもしれないと感じたとき、「気のせいかもしれない」「忙しさが落ち着けばよくなるはず」と、自分だけで抱え込んでしまうことは少なくありません。しかし、気分の波や行動の変化が生活に影響し始めているのであれば、目をそむけずに、早めに専門医に相談することが、ご自身と周囲を守ることにつながります。東京には多くの心療内科・精神科があり、治療の選択肢も幅広くあります。

 

受診先を選ぶときには、双極症(双極症)や適応障害に対応しているか、通いやすい場所と時間帯か、医師やスタッフと話しやすい雰囲気か、といった点を考えながら、ご自身に合ったクリニックを探していきましょう。薬物療法にカウンセリングや心理検査、オンライン診療などを組み合わせることで、よりご自身にあった治療を見つけていくこともできます。

 

一度ですべて満足のいく受診先に出会えなくても構いません。大切なのは、「一人で抱え込む」ところから「専門家と一緒に考えていく」方向に一歩踏み出すことです。気になる症状や不安がある人は、東京で通いやすい心療内科・精神科を受診して、相談しましょう。

 

心の悩み相談なら東京はなクリニックへ

東京はなクリニックは、恵比寿駅から徒歩1分の心療内科・精神科です。女性医師が在籍し、オンライン診療やカウンセリングも対応。患者様一人ひとりに寄り添った診療を行っています。

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執筆・監修

こちらの記事は、下記の精神科医が執筆・監修しております。

興梠真紀(こうろ まき)

  • 役職:東京はなクリニック院長
  • 資格:精神保健指定医/日本精神神経学会認定専門医/日本医師会認定産業医/労働衛生コンサルタント
  • 学会:日本精神神経学会

 

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